多摩川水系 泉水谷 小室川谷

■日時 2019/06/15(日)~2019/06/16(月)
■場所 泉水谷 小室川谷
■メンバー  Yoneさん、some2(記)

【6/15】
東京発05:40→三条新橋08:15→入渓9:00→S字峡10:30→松木沢出合13:00→中ノ沢出合15:30→幕営地
【6/16】
幕営地6:00→4段ナメ滝→蛇抜沢出合10:30→稜線上13:30→大菩薩嶺→丸川峠→三条新橋18:30

私は先週の沢デビューから2週連続での沢登り。水量がそれなりにある沢を経験してみたかったのでこの沢をリクエストした。が、前日が1日中雨だったため水量が増しており滝の突破は基本的に難しく、高巻きが中心の山行となった。S字峡や4段ナメ滝など平時は水線突破できるらしいが、今回はやばいオーラが出ていたのでパスした。

今回の山行を通して見つかった課題は、まず高巻き。どこが一番安全か、どこが一番効率的か、どうやって沢に戻るか、いろいろ考えながらルーファイするのは中々に難しかった。Yoneさんは踏み跡や登りやすいラインを上手に見つけていたが、私は登ることに意識が行き過ぎて無駄に高度を上げてしまうことが多かった。今回の山行を通して何となく思ったのは、ルーファイは目に見える範囲での観察力だけではなく、地形を概念的というか俯瞰的に把握する力が重要なのではないかということ。それをどう養っていくかはまだよくわからないけど、とりあえず数登ろうと思う笑

次がロープワーク。いわゆる「壁登り」ではロープを一度出したら登り終わるまで出しっぱなしが多いが、沢登りではロープを短く出す・ザックにしまう、という動作を繰り返すことが多い模様。これまでの山行ではスタカットばかりやっていたので、今回はロープワークで大分もたついてしまった(後日YONEさんに”補講”していただいた)。ロープの出し入れや束ね方などは自宅でも練習できるので、腹落ちするまでやらないとなと思った。

今回は泳ぎや滝登攀の機会はあまり得られず、時間もトポの参考タイムよりだいぶかかってしまったが、それはそれで良い勉強になったと思う。美しい淵やナメも多く、詰めた終わったあとの大菩薩の稜線とそこから見える富士山も綺麗だった。もう少し水量の少ない時期にまた来てみるのも良いかもしれない。


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