■日時 11月12日(土)~13日(日)
■場所 城ヶ崎
■目的 トラッドクライミング
■メンバー E田さん、mikeさん、some2さん、タナミー(記)
■天候 両日とも晴れ
■11/12 ファミリークラックエリアとおたつ磯エリア
✳︎登ったルート
ビギナークラック、シスタークラック、マザークラック、ファザークラック、アンクルクラック、悟空ハング
✳︎記録

E田さん@ファザークラック
E田さんがファザークラックにTrを張ってくれたので、みんなで登って楽しみました。タナミーにとっては、ファザークラックあたりがチャレンジグレードになるので、ムーブの確認ができて喜ばしいばかりでした。
で、タナミーはリードトライしましたが、3回フォールのすえに撤退という結果でした。核心部の最後に左手でフィンガージャムを決めるところが、うまくできずにフォールでした。うーん、Trではできるからといってリードでできるとは限らない、ということです。

some2@ファザークラック
some2はビギナークラック、シスタークラックで初ナチュプロリード。ジャミングオンリーのルートでないこと、登る技術がもともとあることから、問題無くオンサイトという結果になりました。
5.9のなかでも異質なのが、アンクルクラック。体すっぽりクラックに入り込むムーブに躊躇するとフォールするというところが異質なところで、なおかつルートの醍醐味です。some2、mikeともにTrで楽しく登れました。回収として久しぶりにタナミーも登りましたが、Trだと思い切ってムーブを起こせるのでサクサクといけました。
ファミリークラックエリアの隣にあるおたつ磯エリア。ここに悟空ハングというボルダリーな課題があります。そのハングをダイレクトに登る”悟空ハングダイレクト”にE田さんが挑戦しました。夕焼けを過ぎ、ヘッドランプ点けながら粘りましたがハングを抜け切れず、帰ることになりました。
■11/13 あかねの浜エリア
✳︎登ったルート
イソギク、コモドドラゴン、毘沙門天、バランスオブパワー
✳︎記録

some2@イソギクの核心部
100岩場トポで5.7のイソギクをsome2がトライしました。核心部のフィンガークラックのところで、かなりの時間を費やしました。「フィンガージャムをした指に体重を預けるのが怖くてなかなかできなかった」とのコメント。キャメロット0.3番までのカムを背負ってリードしようしていたので、急遽のナッツの使い方講座をして、リードトライ。核心のフィンガークラックに2つもナッツを効かせていたのが、コメントを物語ってますね。
mikeさんもリードでトライしました。核心部でリードの恐怖と戦ったが一度テンションをかけたことで、集中力が切れた様子でした。
タナミーは改めてイソギク登ったが決して5.7とは思えませんでした。男子として決して太くない指のタナミーでもフィンガージャムが効いたのはたった1箇所というクラックサイズ。あとで有名トラッドクライマーS野さんのHPでのグレーディングを見ると5.9だった。グレーディングは初登者に委ねられてるとはいえ、最高グレードでつけるか、平均化してしまうか、そこも初登者次第。トポのグレードだけに頼るのでなく、実際を見てグレードを判断できるようになることは必要かと。

タナミー@コモドドラゴン
コモドドラゴンをE田さんが登りTrを張ってくれたので登ってみました。5.10dのシンハンドジャミンググレードの高さを実感しました。
小川山のクレイジージャムの下部にあるシンハンドは、レイバックで登れてしまえたが、コモドドラゴンはレイバック体勢にもできなかった。ジャミングとムーブの両方が要求されるルートなのだと実感しました。

some2@毘沙門天
some2が毘沙門天にリードトライ。カム1セットとナッツでプロテクションも順調に取りながら、登り続けましたが、終了点間際の乗っ越しでの、ちょっとしたダイナミックムーブに躊躇し、降りることになりました。「ボルトルートならまだしも、自分のセットしたカムでダイナミックムーブは、、、」。
■コメント
城ヶ崎での連日の山行というと、近場にテントが張れる道の駅がないことから、旅館に宿泊することになるかと思います。しかし今回はすこし外れたところになるキャンプ場を利用してみました。城ヶ崎海岸から車で30~40分かけて山の方へ向かうとある「万城の滝キャンプ場」。施設としては大満足ですが、受付時間がもう少し遅くなってもらえるといいなーという感じでした。

城ヶ崎海岸の朝焼けはきれい!