城ヶ崎

■日時 4月23日(日)

■場所  城ヶ崎

■目的  フリークライミング

■メンバー  タナミー、つっきー

■天候  晴れ

■登ったルート  初孫、鬼ころし、純、ハープルシャドウ、無名クラック

■コメント

この冬は、アイスクライミング、雪稜に勤しんできたので、ナチュラルプロテクションリードのリハビリとして、タナミーにとって初めてのフナムシロックに行ってきました。

初孫。どんなグレードであれ朝一、初見のルートは緊張します。ひさしぶりの城ヶ崎での回収につっきーはいろいろ混乱していたので、立木での懸垂下降のやり方を復習しました。

鬼ころし。ルート中盤にある外傾したテラスにのってしまうとクラックから外れてしまいます。戻るのにちょいとバランスを崩すと危ういところで、ヒヤッとしながら登りました。

純。モカシムをためそうと足入れよくするためにビニール履きで登りました。が、これがわるかった。シューズの中でかかと部分がずるっと滑り、足が外れてしまいました。1mくらいの高さからフワッと地面に着地。怪我はなかったけれども、動揺は隠しきれず、ドキドキ。気を取り直して登りましたが、核心部でつまりました。凹角になった狭い部分はホールドがなく、奥まったクラックにジャムしてのぼったところ、両肩が凹角に近づきず着窮屈になって身動きが取れなくなりテンション。後でトップロープで登ったときには難なく登れましたが、じゃあ、なぜリードで行けなかったのか?といえば、ハンドジャムをしたところにカムを入れていたから、でした。そこにしかカムを入れられないかといえばそうでもなかったので、これはストラテジーミスですね。

パープルシャドウは三ツ星の大人気ルート。でも今日は貸切だったので思う存分楽しんできました。

パープルシャドウ

取り付きあたりの2mのハンドサイズクラックにフットジャムをしたとき、「あ、なんかひさしぶりこの感覚」というくらいフットジャムだけでクライムアップするのがひさしぶりでした。

前傾し始めるあたりが、一番凹角がせまくなるところ。ハンドジャムだけ登ろうとすると、両肩が凹角に近づき窮屈になってしまいがち。レストを兼ねてオブザベをすれば、外側にガバホールドがよく見つかりました。ジャミングとホールドでシーケンスを組み立てれば、気持ちよくのぼれました。

ツッキーにも登ってもらって15:40になっていたけれど、もう一本よくばりました。

パープルシャドウの右となりの無名クラック。下向きのフレークが作るトラバースルートでした。こういうのをやったことがなかったので、プロテクションセットの仕方やムーブの良い練習と思いやりました。フレークをアンダーにしてじわりじわりトラバースするのでなく、縦型フレークから次のホールド、スタンスも遠めでした。つまり、遠めのホールドをつかんだ後は、ボルダーのように足を飛ばす課題でした。スタンスがちゃんとあったし、その後のホールドもガバという、実質1手核心というオブザベ予想。

下向きフレークをアンダーで持ちながらカムをセットするのはやはりキツかった。ちょいと前腕と広背筋にパンプを感じながら核心の前にプロテクションを固め取りをしました。

その後は予想通りで、トラバースを無事に終了してルートの核心が終わり。III級程度を5m登ってパープルシャドウの終了点につきました。

今シーズンの城ヶ崎は、これで最後。って言ってもシーズン終わりかけだったので、静かで楽しく登れました。


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