湯河原幕岩 / 城ヶ崎

■日時 1月21日(土)~22日(日)

■場所  湯河原幕岩、城ヶ崎

■目的  フリークライミング

■メンバー  E田さん、some2くん、タナミー(記)

■天候  両日ともに晴れ


■1/21 湯河原幕岩 正面壁

レンタカーを借りる都合で08時に集合して湯河原幕岩へ向かった。岩場についたのは10時過ぎになったが、人も溢れかえることもなく、正面壁はそんなに混まないところなんだとよく分かった。イージーなルートは少ない、5.10台が充実はしていない、クラックルートも決して易しいとはいえない、などなど人が集まらない理由があるんだなと思う。なにより、桃源郷が近くにあるのでそちらに集まるのだろう。

E田さんは、スパイダーマンをレッドポイントしていた。「なんでさっきこんなところで落ちたんだ?簡単じゃないか!」「ここまでノーテンションてことはイケるのか?」なんかのビレイヤーとの会話をしつつが功を奏したのかも。

E田さん@スパイダーマン

タナミーはNo.3ルートに登った。核心のフィンガークラックでテンションしたものの、楽しく登れた。昔ならば、初めて登るルートはクラックサイズがよく分かってないのでカムを2セット持って登っていたが、今回は1セットで登ってみた。カムのやりくりができるようになってきたなぁと感じた。

some2くんの最近の悩みはウェイトなのだ。グレードを追求するのがとても困難なほどの変化らしく、ならば新たな技術を覚えてもらおうと、馬が踊るという5.9の2ピッチをsome2リード、タナミーフォローで登ってみた。

馬が踊るの終了点でフォロービレイするsome2

シングルピッチルートだとオブザベを十分によくしてしまうけれど、マルチのリードだとそのオブザベがよくできないことが多いのだが、その気分を味わってもらった。岩に張り付いたまま、レストしながら、オブザベしてムーブとクリップの想定をするって、それなりに技術だとタナミーは思うのです。

No.1ルート。タナミーとE田さんには去年諸事情あったルート。E田さんの張ってくれたトップロープで登ってきた。去年は、登ること・プロテクションを取ることでメイッパイ・一杯一杯になっていたが、今回は特に困難さは感じずに登れた。ただし、”暗い”ってのはそれなりに気を使うものだ。けれども”暗い”ってだけで目の前の岩に集中するといういい点もあった。


■1/22 城ヶ崎 ファミリークラックエリア

湯河原幕岩から城ヶ崎へそのまま車で向かい、宿のリトルリッツについたのは21時過ぎになっていた。近くの居酒屋で呑むかとなったがまさかの満員。というわけでスーパーで買い出ししてリトルリッツの談話室でご飯となった。

朝08時にリトルリッツから出発して、いつもどおりの駐車場に向かったところ、工事中だった。

駐車場は工事中だった

伊豆高原駅の駐車場に車を入れてファミリークラックエリアへ向かった。09時前に着いたにもかかわらず、2パーティが既にいた。さすが人気エリア。

今回はサーキットトレーニングということで、ファミリーエリアの右岸にあるクラックルートをすべて登ってきた。

ビギナーズ・クラック、ベビー・クラック、シスター・クラック、マザー・クラック、ファザー・クラック、アンクル・クラック、新人クラックの計7本。

ビギナーズ・クラックに登るE田さん

マザー・クラックの核心部はその人のリーチによって登り方が変わってくる。リーチのあるE田さん、some2くんは下の写真のように、左手をフィンガージャム、右足をスタンスに置いてドロップニー気味にすると、右手で小さなピナクルのガバが届くのだ。ところが、タナミーはリーチが少ないのでそのムーブでは無理だった。ピナクルがとぉいのだ! 仕方ないので、手数を増やしてピナクルガバをとるムーブを見つけた。右足ヒールフックがポイントだった。そのあとの上に抜けるムーブで、運良く右足ニーバーが効く場所を見つけたのは、ラッキーだった。タナミーよりもリーチのない人たちがどう登るか、今後のウォッチングが楽しみだ。

マザー・クラックの核心部

最後に登った新人クラックのグレードは5.10aである。だけれども、S野Tさんの”魅惑のトラッド”にもあるように、初登者も5.10aと認めていない、というルート。トラバースのアンダークラック部分のスタンスがかなり小さい、なおかつ高い。かなり膝を曲げないとスタンスに足が乗らないので狭いのだ。タナミーは3度4度試したがヤメタ。


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