日程: 2013/12/25
メンバー: 服部(仮), Yone
場所: 城ヶ崎あかねの浜
8時07分に伊豆高原駅集合。Yoneは車、服部(仮)は電車で向かう。伊豆高原から車で5分ほど離れたいがいがねの駐車場に車をおいて、あかねの浜へむかう。
ここはルートの本数は少ないが長いルートが多く、形状もバリエーションに富んでいる。休日はルートの順番待ちで時間がかかる。平日はすいているので今回はあかねの浜を選んだ。他に来ていたのは一パーティのみ、かつラッキーストーン狙いだったのでルートがかぶらずに占有できた。一本目は基本練習を増長天で予定していた。潮を調べるのを忘れたために午前中は満潮気味で登れず、広目天からはじめた。海側のルートは潮が引いた午後に登った。
広目天(5.8+)
下部は快適なハンドジャム。上部はワイドでランナウトするトラバースがある。はじめての城ヶ崎を経験すると5.8がからく感じられるルート。
服部(仮)ははじめての城ヶ崎であったが、ハンドジャムもきまりすいすい登っていた。トラバースでも目に入りにくい足場をみつけ体を外にだし安定している。アルパインのようで面白いということであった。
増長天(5.8)
下部は緩めのハンドジャム、上に行くほど広がるので足の利かせ方が重要。上部はフレークに挟まれたワイドチムニーで腕に負担をかけないレイバックがカギとなる。
フットジャムの利かせ方がまだ甘いために少々苦労していた。同じところを何回か練習するとコツを飲み込み登れていたが、足が痛むようであった。上部フレークはレイバックで進む。このとき肘を伸ばし、怖がらずに体を岩の外に出すのがポイント。ここでも躊躇することなく体を外に出して腕の負担を減らしていたのがよかった。
持国天(5.9)
ランナウト気味であまり面白くないルート。中間部が微妙にかぶっていて支点がとりにくい。目の前にあるクラックに騙されずに上に進むルートのクラックに体を入れ込む。
ここもすいすい登っていた。登り方にも自信がでてきたようだ。
帝釈天(5.10c)
下部フィンガー、中間部ハング、上部ワイドと核心が連続するルート。下部のフィンガーはあまめなのでフットジャムとバランスをとりながらカムを入れる。中間部ハングはカムを2本決めておく。越えてもよいホールドがないために乗り越しがきわどい。上部ワイドは4番キャメロットが2本あったほうがよい。岩の内部がしおしおですべり、4番が一本しかなかったためにここで敗退。
ルートを登りながらジャミングの基本、ポジション、カムの機能・使い方について練習をした。
16時半から撤収を準備をしたが結局ヘッデンをつかって駐車場に戻ることになった。