城ヶ崎

城ヶ崎 ファミリークラック・エリア

■日時 11月21日(土)〜23日(月)

■場所  城ヶ崎

■目的  トラッドクライミング

■メンバー 米田さん(21)、五味さん(22)、飯田さん(22,23)、小林さん(21,22)、熊田さん(22,23)、都築さん(22,23)、田名網(21-23 記)

■天候 11/21晴れ(暑すぎた)11/22雲多しの晴れ 11/23曇り一時小雨

■メニュー

11/21:あかねの浜:ライトレイン 持国天 増長天 広目天 カームフライディ ラッキーストーン

11/22:ファミリー:新人クラック アンクルクラック ファザークラック マザークラック シスタークラック ベビークラック ビギナークラック:おたつ磯:悟空ハング おたつクラック

11/23:あかねの浜:バランスオブパワー ライトレイン ツワブキ イソギク キャンドル コモドドラゴン

■コメント

土日月の3連休で3日間も連続で登り倒しました(タナアミだけですけど)。

2回目のあかねの浜ですが、ちゃんと成長しているんだなと感じたのは広目天。今年2月初めてのトップロープでトライしましたが、核心の1mくらいのトラバースができなかったです。今回はすこしムーブに迷いはしたもののリードでノーテンションで登れました。

ヨネさんからのためになったアドバイスは2つ。1つ目のナチュラルプロテクションは早めに決めること。精神的負担軽減のためで、クライマーがいくら落ちそうもないと思っていてもビレイヤー心理としては、ね、ということです。もうひとつは、ファールが予想できそうなところではカムを複数とること。カムの強度14kN(1400kgの重さ換算)といえどもセットの仕方でその強度が引き出せるとは限らないし、カムがフォール衝撃で外れたという話はちらほら聞くことがあるので、バックアップ体制は大切です。

今回の城ヶ崎で気づいたことは、

①カムを決める場所に注意をしなくてはいけない。今回多かったのが、クラックのサイズを見てカムサイズの正しい選定はできるのだが、ジャムをしたい位置にカムをセットした結果、邪魔になることだった。

②ムーブを組み立てることの重要性。テンションをもらうときはムーブがわからない、または組み立たず無理な姿勢になるとき(文章にしたら当たり前のこと書いてるなぁと思う)。ホールド・スタンスを確認してムーブを組み立てると難なく登れてしまった。つまり引き出せる教訓は、レストできる態勢を作り、しっかりとムーブ組み立てをすることになる。また”クラックがある=ジャミングする”のは安直な考え方でその他の登り方を選択肢として考慮すべきだと思った。レイバック、周りにある細かい/スローピーなホールドやスタンス、スメアリングなどを頭に入れておくべき。今回はツワブキというフィンガーサイズのクラックで身を持って学んだ。結局フィンガージャムもフットジャムもほとんどしていなく、クラックをカンテとみなしてサイドプルできるように体幹を斜めに倒し、バランスとりつつ体幹を左右に振りながら登った。

③終了点のボルト支点がないゲレンデなので、登ること以外の技術の練習実践の場になる。トップロープを張るための支点作成テクニック(複数箇所から支点をとる)、回収便のクライマーには懸垂下降が必要

④海辺のエリアでは満潮の時刻を調べておくこと。月曜のコモドドラゴンのビレイの時刻がちょうど満潮だったらしく、たまたまやってきた高めの波の先っちょが見事に背中を濡らしてくれました。

といったところです。

土曜日は11月末とは思えないほど太陽の日差しがキツく汗だくになったので、小林タナアミは日帰り温泉を探して入りました。「伊豆高原の湯」はとても良いところでした。温泉だけでなくとても広い休憩処には漫画喫茶並みの漫画があったし、マッサージ処もありました(どっちも利用してないけど)。

日曜日の宿泊は民宿大重丸でした。八幡野港のすぐ近くで、シーサイドエリアが見渡せるところにあり、夕食の量が多かったです。満足。朝夕食+お弁当で6000円という料金もよいポイントです。

あかねの浜にクライマーの食べ物をかっさらう泥棒猫がいるのでご注意ください。タナアミはやられました。

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ファミリークラックエリア

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タナアミはアンクルクラックのオンサイトならず

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アンクルクラックの核心部

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五味先生@アンクルクラック

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ファミリークラックエリアはやはり人気エリア

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おたつクラックをオンサイトした熊田さん

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おたつクラック登攀で悟空ハングにトップロープ張りました

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飯田さん@悟空ハング 小林さん@おたつクラック

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コモドドラゴンの核心は上部のシンハンドクラック

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バランスオブパワーのハングでのムーブはオシャンティ

 


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