城ヶ崎

日程:11/2(土)
参加メンバー:米田、大塚A(記)

天候:
曇り一時雨

アクセス:車
都内〜東名高速〜小田原厚木道路〜湯河原〜伊豆高原〜ファミリークラック・エリア

山行記録:
外岩では、湯川に続き今回もまたクラックのトレーニングを実施した。

今回は米さんと二人だけのトレーニング。

米さんは前日から家族と伊豆高原入りをしていて
朝8時半に伊豆高原の某ホテルで待ち合わせをした。

自分は朝5時に起きて車で東名を飛ばし伊豆高原へ。

米さんと合流し9時半、ファミリークラック・エリアに到着。

IMGP2584

まず、最初に取り付いたのはビギナーズ・クラック(5.7)

湯川で自分はトップロープしかしなかったので今回はリードの練習を目的に取り付いた。

1本目は自分からリード。

足は普通に壁を使って登り、問題無くリードをすることが出来た。

IMGP2587

2本目は米さんがリード。

身体を温める目的程度であっさり登る。

3本目は再び自分がリード。

米さんに出された課題で

「クラックだけを使って登り切る。」

っというもの。

足も壁は使わずにクラックだけで登らなければならない。

そうすることで1つ上の難易度で登るのと大体同じようなことになるのだ。

1本目に登った感触は
湯川で叩き込まれた手をしっかり決めるというのが
ちゃんと覚えているのが実感出来たので
これも、問題無く登ることが出来た。

次に取り付いたのはベビー・クラック(5.8)

ここは米さんは登らずに自分だけが登った。

このルートは最初の数手だけがクラックで
後はフレーク登り。

ある意味、ビギナーズ・クラックのクラック限定よりも簡単かも知れない。

次はシスター・クラック(5.9)

ここは自分は合計3本登った。

1本目は普通に足は壁を使っての登り
2本目はトップロープで足もクラック限定で

そして自分の3本目の前に別の場所を米さんが登るために移動。

移動先は新人クラック(5.10a)

オーバーハングのパワー系。

米さんのみが取り付いて自分は登らなかった。

ハングから右側に身体を入れ替える部分が核心で面白そう。

IMGP2589

数回、テンションはかかったものの
見事クリアしていた。

自分も、もう少し上手くなったら取り付いてみたい。

ちなみに、米さんが登っている時に
雨が振り出し本降りの勢いになったので
かなりモチベーションが下がったのだが
程なくして雨が降り止んでくれてクライミングは何とか続行出来た。

再び、シスター・クラックに戻り

「身体が冷えたから登らせて。」

っと、米さんがトップロープで1本登った。

その後、自分は手足クラック限定でリード。

IMGP2601

ここもきっちり登ると
米さんから

「いいんじゃない。上手くなったよ。」

っと嬉しい一言をもらった。

湯川で習った

”ウネウネやって指関節の骨に引っ掛けろ”

”とにかく奥まで腕を突っ込んでしっかりジャムを決めろ”

の教訓がきいているのだろうと思われる。

次に取り付いたのはアンクル・クラック(5.9 ★★)

ここも新人クラック同様
オーバーハングのパワー系。

今年の春、初めてクラックの練習で城ヶ崎に来て
トップロープでもまともに登れなかった想い出深いルート。

まずは、ここを米さんがリード。

確認 核心部分もあっさり登ってくれる。

次に自分もリードでチャレンジ。

下部ハング〜中段ハング、上段ハングの下までは
何とかスムーズに登ることが出来たのだが
この上段ハングの乗っ越しが核心部で
自分はここで何度と無くテンション掛けまくり。

悶絶しながら喘いでいた。

IMGP2637

見兼ねた米さんから足の使い方のアドバイスをもらい

「それでも登れなければもう諦めるっ!」

っと心に誓いながら登り
限界ギリギリで何とか登り切る事が出来た。

ここで遅い昼食を摂った。

昼食後、ラストに取り付いたのはファザー・クラック(5.10b ★★★)

ファミリークラック・エリアでは一番人気のルート。

まずは、ここを米さんがリード。

下部から真っすぐのびるフィンガークラックと
右のクラックへのトラバリはあっさりクリア。

ここから抜け口にかけてが核心。

IMGP2639

米さんも慎重に手足を決めて登り進む。

ギャラリーからも

「ガンバ!!」

の声がかけられる中
結局ノーテンションで登り切ってしまった。

米さん的には

「やっぱギャラリーが見てると燃えるね!恥ずかしくて落ちれないよ。(笑)」

っとのことだったが
イヤいや!そんことより何よりスゴいよ!
ノーテンションで登っちゃうのは!

そして次に自分はトップロープで登らせてもらった。

トップロープ登りになっちゃうのは嫌だったので
あえて、カムをつけながら登った。

一応、自分もフィンガークラックからトラバリまでは
何とかスムーズに登れた。

しかし、順調に行ったのはここまで。

IMGP2661

右側のクラックから抜け口までは
少なくとも3〜4回はテンションをかけたと思う。

特に一番難しかったのは抜け口直前の数手。

水平のクラックに左手をかけて両足を大きく広げて
右手は指が第一〜二間接がかかるホールドを使い
身体を引き上げてガバを撮り 取りに行く動作がスゴく難しくて怖い。

トップロープの絶対的安心感で何とか登り切る事が出来たが
これをリードで登るのはやっぱすげーなーと思う。

「上手くなったら、絶対リードで登り切ってみたい!」

と思うのでした。

おまけ:
家に帰って大塚Bに腕を見せたところ

「ボロボロじゃなーい!骨とか折れてたりしない??」

っと聞かれたのにはちょっと笑えました。

が、それほどにアンクル・クラックで自分の腕は
傷だらけになって腫れていて
いかに自分が下手クソなのか実感させられました。

それと、今回の教訓。

”順手と逆手の使い方を考えて使い分けよう”

です。

何故なのかは面倒と言うよりも
正しい説明が出来ないかもなので割愛いたします。。

この冬はクラック登り込むぞ〜〜!!

以上

 


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