八ヶ岳 南沢大滝/阿弥陀岳

日程: 2/9(土)〜2/11(月)

参加メンバー:

曽山(代表)、入沢、多久和、三浦、浅香、大塚A(記)

天候:

9日 晴れ

10日 晴れ

11日 晴れ

アクセス:車
新宿/目黒〜首都高〜中央高速〜小淵沢〜道の駅こぶちざわ〜美濃戸口

山行ルート:

1日目 (6:20起床)道の駅こぶちざわ(7:30)〜(10:00)美濃戸口の先の林道(10:30)〜(10:40)美濃戸〜(12:20)南沢小滝〜(12:35)南沢大滝(16:25)〜ビバークポイント

2日目 (4:00起床)ビバークポイント(6:20)〜(7:40)行者小屋(8:00)〜(8:30)ジャンクションピーク〜(8:45)核心部取り付き(10:00)〜(11:20)阿弥陀岳山頂(11:45)〜(12:25)行者小屋〜(13:30)ビバークポイント〜(14:00)南沢小滝〜(16:00)ビバークポイント

3日目 (4:30起床)ビバークポイント(7:40)〜(8:15)美濃戸(8:45)〜(8:55)美濃戸口の先の林道

山行記録:

今回、上記参加メンバー以外に五味も参加の予定であったが、体調不良により急遽不参加となってしまった。

それにもかかわらずわざわざ車を貸してくれて本当に感謝である。

出発は8日夜、新宿組(代表、多久和さん)は11:00に集合、目黒組(三浦、浅香、自分)は11:30に集合の予定であったが目黒組は浅香が40分遅刻して12:10の出発となった。

合流ポイントの道の駅こぶちざわに3:00到着。

寝酒を飲み就寝。

9日 6:20 起床。

軽く朝食を取り、美濃戸口へ出発。

美濃戸口で五味の車を駐車し、代表・入沢さんの車で美濃戸へ向かったが林道途中の上り坂が凍結していてスタッドレスタイヤでもスリップの危険があったため引き返し、手前の林道合流個所に車を止める事にした。

10:30

準備を済ませ南沢へ出発。

IMGP1198

寒気が入って来た性か凄く寒く感じたが天気は良く、実に素晴しい山登り日和となった。

12:20

南沢小滝に到着。

大滝では5人が登ると時間的に厳しい事もあったため小滝でアイスクライミングをしたかったのだが、真ん中、左右ともトップロープが張られた状態で自分たちが登れる場所は無かった。

仕方なく、大滝へ移動しアイスクライミングの準備を開始。

12:35

自分のリードにてクライミング開始。

ルートは一番左の大滝の中では一番易しめのルートを登る事にした。

氷のコンディションとしては、前日からの寒気の影響で表面は凍っているのだが、それ以前が暖かかった影響なのか中の氷結が甘くスカスカな状態であった。

スクリューを打つにしても表面が固く中がもろいためスクリューを回しているうちに表面の氷が割れてしまい、登るのが実に怖かった。

トップロープを張り、代表・多久和さん・入沢さん・三浦・浅香の順で登り、ラストに再び自分が登り支点を回収。

IMGP1216

16:25

クライミングを終了し行者小屋へ行く予定であったが時間的に厳しくなってしまったため、某所にてビバーク。

晩ご飯は韓国風?鳥鍋、辛みが無くてどこが韓国風なのかよくわからなかったが美味しかった。

10日 4:00 起床。

6:20 出発。

なか日はA班(代表、三浦、自分)とB班(入沢さん、多久和さん、浅香)に分かれての行動。

A班は阿弥陀岳北稜(バリエーションルート)、B班は赤岳(一般ルート)を目指した。

以降はA班の記録。

7:40

行者小屋に到着。

ここで、小休止を取った。

8:00

行者小屋を出発し、文三郎道を進み阿弥陀岳北稜への分岐が現れる。

進路を北稜に取ると、なかなかホキな急登となった。

8:30

ジャンクションピーク到着。

見上げるとかなりの大人数が北稜核心部取り付きで待機をしている。

ざっと見た感じでも20人以上はいたように思える。

8:45

核心部取り付き到着。

某大学の冬合宿なのだろうか、かなりの人数が列を作り、その影響で更に別のパーティーが足止めを食うと言った状況だった。

10:00

ようやく、登攀開始。

代表がリードをし、三浦、自分の順で続いた。

IMGP1284

支点の空き待ちの関係でピッチを切るポイントがズレたりはしたが通常は2ピッチで核心部は抜ける事が出来る。

IMGP1296

11:20

阿弥陀岳山頂到着。

IMGP1305

天候に恵まれ、山頂からは富士山や南アルプスが見渡せて実に気持ちが良かった。

11:45

下山開始。

赤岳への縦走路の途中の沢にしっかりとした踏み跡かついていたためそこを下った。

IMGP1318

12:25

行者小屋到着。

そういえば、行者小屋だが冬季営業はしていなかった。

下山後のビールは格別なのでいっぱいやりたかったのだが残念。

13:30

ビバークポイント到着。

既にB班は帰って来ていた。

三浦は私用でこのまま下山しなければならず
帰りの準備を始める。

自分は浅香とともに小滝でアイスクライミングをする事にした。

14:00

小滝にてアイスクライミングを開始。

自分リードでトップロープを張り、そのまま4本ずつ登った。

IMGP1328

16:00

アイスクライミングを終了してビバークポイントに戻った。

晩ご飯はカボチャのクリームシチュー、カボチャの甘みとホワイトソースが実に良くあっていてかなり美味しかった。

11日 4:30 起床。

外を見ると雪が降っていた。

朝食を済ませ帰りの準備を開始。

この日は特に何もしないで帰るだけだったのでゆっくりと帰り支度をした。

テントの撤収が完了する頃には雪はすっかり止み
むしろ晴天が広がり始めていた。

7:40

下山開始。

結局、この3連休は初日からずっと良い天気に恵まれ最高のコンディションで本当に良かった。


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