今回は夏合宿前、最後の岩トレ。
代表直々にryoの為に岩トレやってくれとの事で急遽つづら岩でマルチピッチの練習をする事となった。
参加メンバー:ryo、tamaちゃん、コージさん、3000、tuka
武蔵五日市駅、AM9時に待ち合わせをしたのだが駅到着寸前で
肝心のryoから大寝坊しましたと連絡があり4名で先行してつづら岩に入る事にした。
相変わらず、つづらのアプローチは厳しく
この蒸し暑い夏に急登を登るのは実にしんどかった。。
AM11時 つづら岩東面に到着。
ここで、基本的なロープワーク、支点作り、懸垂下降などの訓練を行い
実際にリードをして支点作り、セカンドビレイ、回収作業、懸垂下降の流れを覚えてもらった。
tamaちゃんリードでセカンド3000で登っている時
想定以上に早くryoが到着した。
お昼休憩を取り早速ryo、tamaちゃんを連れて南面へ移動。
一般ルートを登ろうと思っていたのだが
先行パーティーがルートの被る作業ルートを登っていたため
自分達は右クラックルート(Ⅳ級)を登る事にした。
まず自分がリードをし、続いてryo、tamaちゃんの順で登る。
ルート的にはピッチを切る程のルートでは無いのだが
あくまでマルチピッチの練習というとこであえてピッチを切った。
マルチピッチでのリードのビレイがどれほど難しいを理解してもらいたく試したのだが
まだ慣れない性かロープを絡めてしまい更に下にロープを落としてしまっていた。
2ピッチ目の距離が短くリードに影響が無かったので良かったが
ロングルートでこのようにならないように自宅で復習して習得してもらいたいと思う。
しかし、何気にこの2ピッチ目が軽くハング気味で
Ⅳ級と言えど嫌らしいところがある。
ここで敗退したら夏合宿に連れて行けないなと思ったのだが
二人ともなんとかここを越えて来てくれた。
いつもなら混んでいる南面もこの時期はガラガラであったので
練習で一般ルートの支点まで移動して懸垂下降で下りる事にした。
次にコージさんとツルベで一般ルートに取り付いた。
最初のリードを自分が行いテラスでセカンドビレイをした。
コージさんが登って来た後すぐ上が終了点である事を伝え
そのままコージさんにリードで終了点まで登ってもらった。
普段、室内クライミングであればスイスイ登れてしまうグレードであっても
やはりマルチピッチの高度感と外岩のホールドを探しながらのクライミングに
「コエーワ!(笑)」っと一言。
セカンドで登った後に、外岩の楽しさとマルチが出来た事だけで
緑に入った甲斐があったと言ってもらえたのは凄く嬉しかった。
かなりいい時間となってしまった為
下山を開始。
何とか暗くなる前に下山する事が出来てよかった。
夏合宿を前に、特にryoについては
久々のクライミングであったものの何とかなりそうだったので良かった。
しかし、本番までに少なくとも体重を5キロは絞って来てもらいたいのだが。。。