つづら岩

■日程: 5/18(土)

 

■メンバー:大塚A、北野、大塚B(記)

 

■天候:晴れ

 

■アクセス:電車、車

登山口にほど近いスペース に空きがあり、そこに駐車。

 

■山行記録:

朝 9:00、武蔵五日市駅にて北野をピックアップ。林道つき当たり手前の鎖が張られているところ付近に1台分の空きスペースが有り、そこに駐車。準備を済ませ 9:50 駐車場をあとにする。

つづら岩までは、ご存知の通りの急登…。冬から山歩きをサボっていたせいで、いつも以上に息が切れる。いつもなら歩きの早い大塚Aも、さすがに見兼ねたのか、、はたまた実は自分も辛かったのか(?)へっぴり腰の私に合わせてゆっくり歩いてくれる。小一時間歩き、やっとつづら岩に到着。既にヘトヘト。。やはり核心はこの登りだとつくづく思う。

 

この日は「新人トレ」の一貫なので、まずは東面へ。

北野と一緒に支点の作り方のお浚いをし、私がリードで右目のルートを登る。登り始め、岩が湿っているような感じがしてしまって何気に怖かった。。が、それはどうやら錯覚だったようで「ぜんぜん湿ってない」と言われた。久し振りのつづら岩で(?)私の”怖い病”が発病してしまっていたらしい。。苦笑

 

 

セカンドで北野にも登ってきてもらい、上部でトップロープの支点の回収とロープの掛け替えをレクチャー。

 

次に大塚Aと北野で左目のルートを登り懸垂下降の復習。

 

IMGP1781

 

北野は覚えが早いので、ここまで何の問題もなくスムーズにトレーニングすることができた。

 

お昼を食べながら「アブミ」を作成。南面へ移動し、手前の方の傾斜の中途半端なA1ルートでアブミの練習。昨年の人工トレをことごとく逃してしまった私も初アブミ体験。大塚Aが説明をしながらお手本を見せてくれる。

 

IMGP1782

 

どうやら「巻き込み」という技が要らしい。「巻き込み」をするとアブミに座ったような状態になり、両手を離して休憩することも出来てしまう。上写真のように上手く巻き込めば、ものすごい楽チンポーズになるのだそうだ。

北野にビレイをしてもらって、いざ、私もトライ。

 

IMGP1784

 

巻き込むのは主に一段目と二段目。二段目の巻き込みは直ぐに修得できても一段目の巻き込みは少々難しい。。ちなみに三段目以下はステップとして使うが、殆ど「巻き込み」に使うことはないらしい。

「巻き込み」「巻き込み」と言っているが、もちろん「立ち込み」もする。順序としては ①アブミをピンにかける→②巻き込む→③次のピンにもう一つのアブミをかける…だ。余程のことがない限り、いちいちギアラックにアブミを引っ掛けたりせず(リードのときは掛けることもある)、この作業を繰り返しリズミカルに行う。上段での巻き込みが必要な場合は、下段たちを階段のように上手に使って、出来るだけ岩を蹴ったりせずにアブミに乗って進んで行った方が体力の消耗も少なくてすむし、無理な(大袈裟な)動作による滑落も防げる…ということだ。。

初めてのアブミは、むやみやたらに腕力を使ってしまったようで腕がパンパン。何故か息切れもしまくり。ゼーゼーするし大汗もかいた。

 

北野も挑戦。ちょっと苦手な感じだったかな??「巻き込み」は次回への課題として終わらせる。

 

最後に一般ルートを大塚B(リード)- 北野(2nd)- 大塚A(3rd)の順で登る。簡単なルートだからって、よくトポも見ずに登り始めてしまったら、、1P目の終了点がよく分からない。いろんなところにボルトやらハーケンやら終了点やらがあって、どれなんだろ??と迷ってしまった。下から大塚Aが教えてくれたのだが、紛らわしい説明で上手く伝わらず…ぜんぜん違うところを目指してしまいプチ口論になってしまった。

 

IMGP1790

 

ぶーぶー言いながら、やっと正しい終了点にたどり着く。フォローの二人は何の問題もなくスムーズに登ってきた。北野はマルチピッチ初体験だったので、終了点での一通りの作業や流れをレクチャー。

写真を撮って2P目も同じ順番で登る。2P目は超短い。アッという間に上部に着いてしまった。この日は天気が良かったので、つづら岩上部からの眺めは最高。とっても気持ちが良かった。

下りは懸垂で。。

 

IMGP1806

 

懸垂下降中、思わぬハプニングが発生。かなり焦った。途中でロープが絡まっていたので直そうとしたら、”おさげ”にしていた自分の髪の毛がビレイ器に挟まってしまって抜けない。挟まっていたのはほんの少しだったのだが、ほんの少しなのに抜けない!! 冷静になって荷重を上のロープに移した。普通に抜けた。。もぅ、ホント、、ヒヤヒヤした。今後はこんなことのないような結び方をしなければ!!あぶなかった。。

 

下りてくると何気にイイ時間。片付けをして 17:20下山開始。登山口まで下りてくると「来なかった」と思われていた三浦の姿が。。朝、遅刻の連絡があったものの来る気配もなく、忘れられた存在となっていた三浦が何故かいた。どうやらお腹を壊していたらしく、上まで登って来れず、皆が下山してくるまで寝て待っていたとか。大変だった&ご苦労様だったね。。

 

IMGP1809

 

そんなこんなでトレーニング終了。お天気にも駐車スペースにも恵まれ、何より岩場が空いていてラッキーだった。予定どおりのトレーニングもすることができ充実した山行だった(と思う。。)

 

お疲れさまでした!

 

Facebookに写真がアップされています。

2013 05 18 つづら岩

 

 


投稿する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)