苦土川 井戸沢

東出 小保方 斉藤(記録)

今年はもう沢は終わりかなぁと思っていた矢先、「出張で宇都宮に行くんだけど・・・」という東出さんからの嬉しいお誘いで紅葉真っ盛りの那須の沢に行く事が出来た。このような事情から今回のメンバーはこれまた偶然出張で郡山に行っていた小保方さんと失業中で暇人の私の3人金曜日の18:00那須塩原駅集合が可能になった。(もちろん遅くても問題はない)

深山ダムから三斗小屋宿までRV車なら入れる林道なのだがこんな時に限っていつもの緑2号(自家用RV車)は先約があって使えない。仕方がないので那須塩原駅でトレン太くん(マーチ)を借りて林道を目指す。ダム中程の展示館までは舗装してあり問題なかったがそこから先はかなり悪い。トレン太くんは頑張ってくれたが大沢出合の手前15分の所までが限界、車5台くらいが駐車できるスペースがあったのでここで幕営した。早い時間に着くとお決まりの酒盛をして22:00就寝。

10/20 5:30起床 天気は良さそうだがやはりこの時期は寒い。この時点ではとてもじゃないけど水に入る気にはならない。「手袋持ってくれば良かった」等と言いながら仕度をした。装備は最小限、補助ザイル(8㎜20m)とカラビナ・シュリンゲ各1のみ。(ザイルは未使用)6:30 出発 三斗小屋宿までは林道歩き。途中大沢出合には車止めがあるがよく見ると針金が引っ掛けてあるだけの簡単なものだった。

7:30 井戸沢出合 30分くらいは伏流になっていて大きめの岩がゴロゴロしている。最初の滝15mはガイドブックは左になっているが右側から巻いた。急な斜面だが木につかまれば問題ない。ここから先はナメと階段状の滝が続く。水量はそれほど多くないので上手い人ならほとんど濡れないで遡行できる。私は膝下までは2回ほど浸かったが天気が良いせいか寒さは感じない。二俣を右に入り、言われなければ気が付かない程度のチムニー状の滝を越えると水が涸れる。実はここも二俣になっていたらしいのだが遥か彼方の東出さんを見失っていた私は左をツメてしまった。こちらは稜線直下で5分ほど笹にしがみ付きながらの藪漕ぎあり。右をツメると流石山に直接出られたらしい。恒例の(?)「東西コール」で遡行終了。紅葉を見ながら縦走路をのんびり下る。途中4回沢を横切るが飛び石失敗で1回浸水してしまった。井戸沢の出合には10台以上車が入っていたが沢では1パーティーも見かけなかった。

下山後は幸の湯(¥500)で汗を流す。ここの露天風呂には打たせ湯もあり、のんびり出来る。


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