■日時 4月21日(土)〜22日(日)
■場所 三ツ峠
■目的 エイドクライミング、マルチクライミング
■メンバー ぐんそー、タナミー(記)
■天候 晴れ、晴れ、あつかった。
■登ったルート
◯都岳連ルート〜T字クラック?〜No.18クラック〜天狗の岩場
◯直登カンテルート1p,2p、大道芸人
◯中央カンテルート
◯空間リッジルート
■コメント
三つ峠に行ってきました。今回も?僕ら以外にアブミルートを登る人たちはおらず、ゆったりと登れました。
いつも人が多く一度も登っていない右フェイスを、シングルピッチをつないで上まで登りました。1ピッチ目は目当ての都岳連ルートを登れましたが、あとのピッチはどのルートなのかよく分かりません。ハング下を右にトラバースするラインを選んだのできっと81日山協ルートとT字クラックルートを混ぜたようなラインでしょうね。一番てっぺんの天狗の岩場まで上がると御影石に突き刺されたモニュメントを見ることができますよ。
アブミはじめは直登カンテ1p目ですね。垂壁、ハング、乗越、スラブがあるので慣らしにはもってこいです。ぐんそーさん、前は苦しんでいた乗越も今回は易々と。
トップロープが張れたので、直登カンテの1p目をフリーでトライしてみました。なかなか厳しく、パートに分けたらできるところがあるけれども、繋げられるかどうかは、はなはだ疑問ですね。
ぐんそーさんが直登カンテ2p目を登ったのは2年前。Yoneさんに引き上げられながらの登攀になったとのことですが、今回は難なく登り切りました。リストループから手を外し、適当なホールドを持ちながらアブミに立ち込まなければ届かないピンがありましたが、グレードはA1ですね。
中央カンテルートは三ッ峠の看板ルートなので、いつもいつも混み混みですが、朝イチであればやはり人は少ないですね。朝イチリードのピリピリ感をぐんそーさんに味わってもらい、その後は適当にピッチを切って登りました。懸垂下降で降りる頃には、各ビレイ点に人が溜まるほどの混雑ぶりになっていました。パーティによりけりですが、カムがあると安心感がでますよ。むしろナチュプロセットの練習になるかもです。
空間リッジは中央カンテの直ぐ右にあるリッジです。傾斜は85度から100度くらいで、おまけに135度くらいの前傾が2mくらいあるので、リッジというか、ピラーなのでは?と思います。
アブミルートはここ最近人気がないし、ピン自体も老朽化してきてるので、アブミでぶら下がったら崩壊するかもと思い、その対策をしっかりとしながら登りました。というか、それが目的だったりしたのですが。今回の良き気づきは、同じリスに2枚のハーケンが打たれている理由に気づいたことですね。実際に打とうとしないと気づかないとは言わないですが、なかなかハーケン1枚分の幅と深さのあるリスは見つからないものです。
幅が合ったとしても深さまでは実際に打ち込むまで分からないのも気づけました。ひとつだけ首がだいぶ出ているハーケンがありましたが、試しに手で持って揺さぶったところ、簡単に首ふりしてくれました。そのハーケンは使わず登りましたが、何も考えずぶら下がったらどんな結末だったのでしょうか。折れる?それとも、しなるだけ?でしょうか。
ぐんそーさんには、登りながら暴言を吐き出すくらいのタノシサがあったようで、2pまでで降りてきました。
ハングのアブミルートは、まだまだ残ってるので、三ッ峠には来なきゃなりません。
どうもありがとうございました!custom essay writing