三ッ峠

三ツ峠

■日時 5月26日(土)〜27日(日)

■場所  三ツ峠

■目的  エイドクライミング、マルチクライミング

■メンバー  some2くん、ayaさん、タナミー(記)

■天候  両日とも高曇り

■登ったルート

5/26  直登カンテ1p目、逆V字ハング1p目、アパッチハング

5/27 亀ルート

■記録

新たな会員を迎えて、基本的なロープワークとアブミ登攀をしてきました。

三ッ峠はもともと、幕営禁止です。このところ取り締まりが厳格化されているという噂をちらほら聞くので、登山道入口の駐車場に仮眠ビパークスタイルで幕営することにしました。このあたりの事情を知ってか知らずか、some2くんが38Lザックにデカイトートバックというスタイルで現れたのが決め手ですが、山頂幕営はやめた方が良いかと思います。山小屋のスタッフさんからもご指摘もらいました。

08時にも関わらず、中央カンテには待ちが発生していましたので、そのまま直登カンテでアブミ登攀へ。ayaさんにビレイ点の作り方をsome2くんから教えてもらって、タナミーがトップロープ張りに登りました。

突然始まるヨネさんトレーニングを真似まして、「some2くん、テンション。そんでビレイをayaさんに代わって」。some2くんとは今シーズンにそれなりのアルパインルートに行こうとしているので、できるかどうか確認してみました。仮固定は無難に、荷重移動は手際よくとはいかずとも、こなしてくれました。

直登カンテ1pめ ハングのっこしちゅう

ayaさん、初めてのアブミ登攀。アブミを作る前にタナミーのアブミで登ってもらいましたが、初めての巻込みもうまくできてました。ただロープスリング製のアブミだったので、足首にロープが当たって痛かったようで。膝あては用意してもらったのですが、甘かったようです。それでもayaさんは直登カンテの1p目をトップアウトしていました。

ayaさんにアブミ制作をしてもらっている間は、フリー化された直登カンテ1p目、大道芸人をトライしましたが、やっぱり核心のムーブはこなせず終いですね。

 

逆V字ハング1p目 リードするのはsome2くん

some2くんのアブミ登攀がなかなか上手くなっていたので、逆V字ハング1p目をリードしてもらいました。「これがアブミのオブザベか!」というコメントが出てきたのは、カラビナが1つしか入らない穴のRCCボルトに、ヌンチャクでなくアブミをかけたときですね。それまでフォローばっかりだったsome2くんには、あまり注目してなかったポイントでしょうね。ボルトの状態をよく観察して、必要に応じて対処できるようになってくれたら、と思います。

アパッチハングで○ルクドゥ○○イユ

アパッチハングまでやれば、アブミ登攀の基本は一通りでてきます。ハングの天辺にくると足が岩につかず、アブミ回収しようとしたらプラーンと回り出し、気持ちよくなってしまい、気分はまるで○ルク ドゥ ○○イユ。

亀ルート

二日目。フリーとアブミのマルチに行こうかとしていたら、直登カンテには先客が。ということで、中央カンテ!と行きたいところが、もっと多くの先客が。なので、亀ルートに行って来ました。

八寸バンドに行くまでのテラスに上がるピッチがそれなりに難しく、中央カンテに比べて人が少ない理由がわかりました。3人パーティのトラバースでのプロテクション問題もsome2くんは難なくこなし、もう1本マルチ行けそうなスピードで登り続けました。

亀ルート 八寸バンドをトラバース

三ッ峠マルチの上の方はブッシュが多くて登攀対象になりづらいようですね。亀ルートも上まで上がらずに途中で降りて来ました。some2くんがすべてトップをやったのですが、懸垂下降はやはり難しかったようですね。確保器使って降りる動作でなく、どこに向かって降りるか、ロープダウンできるようなラインを選んでるか、スタックしそうな箇所はないか、ロープに屈曲ができていないか、などなど戦略の部分で苦しんでいました。30m超の登り返しは大変でしたね。

そうなると2本目のマルチをこなす時間はなくなり、終了となりました。


投稿する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)