瑞牆山 大ヤスリ岩 ハイピークルート

八ヶ岳(夏)
■日時  8月5日(土)~6日(日)

■場所  瑞牆山

■目的  ビバークトレーニング

■天気 雨のち曇

■参加者 タナミー、some2(記)

タナミーさん、some2でエイドクライミングのトレーニングのため瑞牆山の大ヤスリ岩、ハイピークルートを登りました。
8/5
08:50韮崎駅→10:25瑞牆山荘→12:30大ヤスリ岩14:30→15:00瑞牆山山頂→16:00大ヤスリ岩
この日はアプローチのみでした。空き時間にトムソーヤの冒険をトライしようと予定していたが、雨が断続的に降っておりルートが濡れていることが予想されたためキャンセル。代わりに山頂まで一般道から登ることにしました。二人とも初の瑞牆山登頂。100名山コンプリートに向け一歩前進です(おそらく1代では達成できないでしょうが…)。翌日登る大ヤスリ岩がよく見えました。その後は雨の凌げる場所を探し、明日に備えました。

瑞牆山山頂にて

8/6
07:00ハイビークルート取付→09:30大ヤスリ岩の台座10:15→11.45大ヤスリ岩頂上→12:30登山道復帰13:00→15:00瑞牆山荘1
5:20→1635韮崎駅
1p目
コーナークラックを直上しテラスに出たところで右にトラバースし、その後チムニー→スラブ→チムニー→岩の亀裂を抜けた先のテラス(庭?)へと至る。序盤のクラック後のトラバースが中々高度感ありました。ザックに荷物パンパン状態だったので躊躇なくアブミを出し、エイドで登りました。身軽だったらフリーで登るのも気持ち良いかもしれません。ザックがチムニーでゴシゴシ擦れて少し可哀想な気がしました。

終了点前のチムニー

2p目
クラックの入ったスラブを左上し、ガバだらけのゆるい傾斜を登り、頂上直下の台座に至る。クラックが豊富だったので安心感がありました。台座で休憩している間に朝からかかっていた霧が晴れ、最終ピッチが瑞牆山の山頂から丸見え状態に(汗
3p目
山頂からの視線を感じつつ(自意識過剰)最終ピッチをアブミで登攀。過去の山行記録によると40m近くあるようで、二人で登りきるのに1時間30分程度要しました。体力的にもしんどく、また僕は人に見られるとクライミング力がダウンする体質なのでより大変でした。ただこれだけ長いルートをアブミで登ったお陰で、アブミでのクライミングの感覚をだいぶつかむことができた気がします。アブミに立ち込んだときの自分のリーチ、傾斜の違いによるアブミ・壁への体重のかけ方の違い、どのくらいのスピード・リズム感で登ると疲れにくいかなどなど…。実りのあるクライミングになりました。

最終ピッチ最後のスラブ帯

頂上のテラスで昼食を楽しんだあと、懸垂2回で一般道に合流し帰路につきました。

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