天王岩


■日時 7月23日(日)

■場所  天王岩

■目的  フリークライミング

■メンバー  some2くん、体験山行のHさん、タナミー(記)

■天候  曇り一時的に雨

■ルート  小便小僧、サンコウチョウ、クラックジョイ、蜃気楼、コーナークラック、勉太郎音頭、蝉時雨

■コメント

天王岩2回目。しかも7月に2回です。バス停おりたら3分もかからず岩場に到着!がなんとも嬉しいからです。

前回は3パーティしかいなかったのは偶然だったようで、今回はそれなりの賑わいでした。下の岩場のノーリーは、またやれずじまい。また今度ですね。

some2くんに、朝イチリードの緊張感を味わってもらいました。前回のぼったルートの小便小僧とはいえ、やはり朝イチリードにかなりの緊張が伺えましたが、無事に登り切りました。そのリードビレイをしながら、体験山行のHさんにリードビレイのやり方をイチから説明しておきました。入会されたとしたらビレイしてもらいたいですからね。Hさんにトップロープで登ってもらいましたが、その登りはなんとも軽やか、なかなかのポテンシャルを感じました。

サンコウチョウというのを登って、ノーリーをやろうかとしたら、後からわさわさと人がやってきてノーリーから派生するノーリージョイに”ヌンチャク掛け便”なるものを、テンション混じりながら登っていたので、下の岩場は諦めて上の岩場へ。

クラックジョイを、今回はナチュラルプロテクションで登ってみました。下部は適当なクラックを見つけることに、上部は思っていたより広いクラックだったので持って上がったカムでは足りず2番カムをずりずり上にあげて登ったので、予想以上に時間がかかりました。ボルトにヌンチャクだと10秒で終わる作業なんですけどね。そういうところがナチュラルプロテクションの醍醐味なのでしょうか。

クラックジョイを登る体験山行のHさん
スイスイっと登られてました

タナミーがリードしているときから雨がシトシトに降ってきて、帰ろうとしている人たちもいたのですが、トップロープ張ってしまったので、回収しなければいけません。が、some2くんが回収した頃には小降りになったので、そのまま続行にしました。大雨がふったらボルダーのルーフ下に逃げ込めばよいのです!

蜃気楼というルートはちょい前傾から始まり、120度くらいのハングを乗っ越しするルートなので濡れていないだろうと思い、登りました。が、ハングの乗っ越したさきは雨で濡れていてヒヤヒヤものでした。

体験山行のHさんもハングの乗っ越しでやはり苦労してました。しかし、ムーブのアドバイスをすると登れてしまう。

some2くんはリードトライ。”怖いけどやらなきゃと思うんで”と言って挑んだものの、濡れたハングの乗っ越しができずじまいでした。リーチのある彼はA0で超えれたけれど、フリーで登れなくてもトップアウトする方法はいろいろあるので、身につけていってくださいな。

蜃気楼を登る
被っているから雨でも濡れていない!
でもハングの上は雨でシットリだった

体験山行のHさんが三鷹にあるジムでクラック講習を受け始めたというのを聞いて、コーナークラックっていうフィンガー〜シンハンドのスラブクラックを登ってもらいました。ジムの木材でできたクラックでなく、岩だとフリクションバッチリなのを実感してもらえました。

コーナークラック
フィンガー〜シンハンドのスラブを登る

勉太郎音頭を登っていた人を横目で見てて、なにだか登れそうだったし、空いていたので登ってみました。最初のクリップした後にルートミスしてテンション、核心部の遠いホールドが取れずにアップアップしてテンション、アルパインヌンチャクのロープクリップ側のカラビナが180度反転していてクリップにアップップーしてテンションになりながらもトップアウトでした。が、一度分かった状態ならノーテンでいけそうでした。続くお二人にトップロープで登ってもらった後、初めて”レッドポイントねらい”をしてみました。再トライにはクイックドローのみに替えて挑み、レッドポイントできました。意外ながらも?嬉しかったですね。なにせ2年ぶり?くらいのフリーのグレード更新だったもので、、、。


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