■日時 5月17日(日)
■場所 小川山
■目的 トラッドクライミング
■メンバー gomiさん、ハットリさん、Gunsouさん、タナアミ(記)
■天候 5/17 晴れ
■タイムテーブル
5/16 Sat. 20:00 日吉ビックロックから出発
5/17 Sun.00:00 小川山 廻り目平に到着
06:00 起床 テントの撤収
07:00頃 クライミング開始
15:30頃 クライミング終了
■メニュー
・妹岩
カサブランカ 5.10a, NP、龍の子太郎 5.9 NP、愛情物語 5.8 NP
・マラ岩
JECCルート 5.10d、届け手の平 5.10c
■コメント
gomiさんが2年ぶりの山行に復活です。これを機にもっと山行に来てほしい!龍の子太郎(クラック5.9)をノーテンションで完登!体は覚えているわけです。
Gunsouさんにとっては、カサブランカと龍の子太郎のオンサイトチャレンジでした。人生で一回こっきりのことなので、本人も意気揚々と挑んだわけですが。。。龍の子太郎は、正直、オンサイトだ!と言い張ってもいいくらいなほどクライミングでしたよ。
カサブランカはGunsouさんとタナアミがリードトライするものの、上部のフレアしたハンドクラック、その上のフィンガークラックに跳ね返されました。日吉ビックロックのベニア板でできたフレアクラックも登れない僕が、外岩の痛いほどフリクションがある花崗岩のフレアクラックをこなせるはずはなく。。。そこは、ハットリさんの上手さを実感です。「ハンドがバチ効きだよ」。。。ですよね、そうなるために練習積みます。
さて、午前中日陰っていた妹岩から、ポカポカの日向を求めて、マラ岩に移ったわけですが、マラ岩の名の由来を納得しました。まさにその通り。
スラブでグレードが5.10dというJECCルートを見上げると、つるんつるんな岩肌があるばかり。どこにもガバがない、それどころか目に見える凹凸もない。”いかにスメアリングで立ち込むか”がポイントだそうな。レッドポイントしたハットリさんが張ってくれたトップロープに頼って、JECCルートの第1の核心を体験しましたが、”まだ早い!”それに尽きる。隣の届け手の平(5.10c)もそうでしたもの。核心が越せない、てか核心にたどり着けない。。。つまり登れない。。。
グレード低いクラックで練習をしたいということで、妹岩の愛情物語(5.8)をトライしました。Gunsouさんは難なくオンサイト。でトップロープで僕が登ろうかとすると、「いいの?トップロープで」「ロープ抜いちゃえ」的な合いの手が打たれ、「じゃあ、リードします」と。小川山レイバック5.9では2つ目のカム決めもままならず敗退したレベルなので、内心、大丈夫か、おれ?的なところでした。今思えば、リードのよい練習になりました。カムのサイズ感覚、カム決めの向きや位置、ギアスリングにぶら下がるカムを背中側に回さないとクライミングの邪魔をしてくれること、などなど勉強になりました。傾斜のゆるいスラブのクラックルートだからできたんです。
「1山行ごとに、少なくとも1つは新しいことを覚える」これが僕のテーマです。