小川山

■日時 5月20日(土)

■場所  小川山

■目的  フリークライミング

■メンバー  タナミー(記)、some2

■天候  晴れ

■コメント

some2くんのマルチトレ、アブミトレ、ユマールトレをすべく、小川山と三ツ峠のどちらがいい?と聞いたところ、小川山がよいということで、小川山に行ってきました。マルチはガマルート、アブミできるところは八幡沢大滝の横にルートがあるのは知っていますが、小一時間の沢登りがあるのでやめといて、webで知った弟岩の”じゃんがら”というルートでやろうということにしました。

ガマルートは、人気でパーティの数が増えたり、マルチ慣れしていない人たちが多いパーティの後から登ると、午前中に終わらないかもしれない、ということで、朝一に取り付くべく08時に向かいました。結果、1パーティが先にいたのですが、ガマスラブでマルチロープワークや懸垂下降の確認をしていて、先を譲ってくれました。核心は2p目の縦フレークをレイバックするところとその後にあるスラブでした。1p目のガマスラブは省略したので、事実上その日の朝一になったのですが、ちょっと怖め。初めて登るsome2くんもちょっと戸惑っていました。

ガマルート2p目

後のピッチは楽しく登り、ガマルートは終了です。今回はコールなしで無言のままビレイ解除やロープアップ、フォロークライミング開始などやりました。お互い目に見えているピッチでこれをやると、家庭内別居状態の会話のない夫婦のような雰囲気になりましたが、そういうことも練習の内ということで。下降は懸垂下降で、60mロープ2本なら1回で降りられます。ロープを落とすときに、かなり重くはなりますが。

金峰山川西股沢を渡り、兄岩に着いてみると2、3パーティがロープを張っていて、人気エリアということが伺えました。目当てにしていたピクニクラは4人待ちだったので後回しにして、アブミトレをすべく弟岩に移動しました。

弟岩の脇から斜面を登り、頂上付近にある”じゃんがら”を発見。”じゃんがら”は薄かぶりの10m程度の短く、ハンガーの間隔も近いルートです。そのおかげでアブミも体験できるわけです。

アブミを初トライするsome2くん

とりあえず1本アブミで登ってもらいましたが、けっこうなお疲れの様子。初めてだと力みどころと緩みどころがよく分からず、常に力んでしまいがちですよね。ユマールもやってもらいましたが、やはり要点を捉えるまでは力みっぱなしの様子でした。

最後のトップロープ支点回収でフリートライしましたが、なかなか面白かったです。丸味のある左側カンテに左ヒールフックをして、体を岩に擦り付けてデットポイント気味に左手を上げて、ジワリジワリ登るムーブでした。ちょっと手順を間違えたり、バランスを崩したりするとフォールが確実で、だからこそハンガーの間隔が近いのですね。

今回の小川山は、ふだんよりも人が少なめでした。けれども、来週5/27,28はクライムオンというイベントがあるらしいので、いつもの賑わいになることでしょう。

 


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