城ヶ崎

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■日時 2月21日(土)

■場所  城ヶ崎 あかねの浜

■目的  トラッドクライミング

「天」シリーズを登りたいという事で行ってきました城ヶ崎。
天気は快晴で波の音を聞きながらのクライミングは気持ちいいです。
むしろクライミングなんてしないで、海を眺めつつ日ごろのストレスを癒したくなるレベルですw
テキトーにグループ分けしてそれぞれ登りました。
自分以外のことはハットリ君のカームフライデーしか覚えていません。
まずは広目天(5.8+NP)に取り付きます。
中間付近の右へのトラバースがちょいと怖いものの、それほど苦労をせずにオンサイト成功。
トップロープの支点を作成して、ロワーダウンの後に他の人に登ってもらいました。
僕はもう帰ってもいいかなと思ったのですが、時間はまだ昼頃だったので、やむをえず他の課題を探すことに・・・
海金剛のスーパーレインへ向けて、最低5.9NPは登っておこうよキャンペーンを思い出したので、毘沙門天(5.9+NP)を登ることにしました。
ただの9ではなく+ってのが微妙だなー、なんかちょっと被ってるなー、ちょっとクラックが砂っぽいなー、一昨日食べた背脂ラーメンのせいで手が滑る気がするなー、そういえば背中もかゆいしと後ろ向きの心情でしたが、表面上は普通を装って取り付きます。
中間部までは問題なく登れましたが、そこから上は薄被りのクラックが続きます。
僕が本気を出したら楽に登れる感じではありますが、今日はその時ではない気がしたので少し休憩。
このまま休憩をしているわけにもいかないので、仕方なく登ろうと思ったところで問題発覚。カムが圧倒的に足りません。(2と3番を3本くらい)
本気を出すと楽に登れるところだとしても、世の中では事故は自己責任の風潮が高まっているので無理は出来ません。カム不足という敗退の金科玉条を見つけてしまったこともあり、表面上は悔しいふりをして降りることにしました。(カム2本で支点)
北野軍曹!恥ずかしながら帰還しました!ってな感じで、kobaCさんにバトンタッチ。
kobaCさんにカムを託しますが、なんか自信が無さげです・・・。
カム残置は経済面で打撃となるので、なんとかトップアウトしてくださいと心の中で祈りました。
中間部まではすいすいと登るものの、薄被りのクラックを前にして検討&検討。
そして3分経過・・・
クラックにカムを1本セットするのが見えたので、登るのかな?と思いきやロワーダウンの要請があり、無事に敗退・・・
次はタナミーの番です。おだてたりプレッシャーをかけたりして送り出します。新品のカムだからトップアウト余裕だわー! こうなれば総力戦ですよ。「降りてきません カムを回収するまでは!」の心意気で登って欲しいものです。
KobaCさん同様に中間部まで問題なく進み、その後の薄被りのクラックにカムを1本セットします。「よし行けー!タナミー!」と心の中で応援をしていたら、下を向いて「降ろしてくださーい!」コール・・・
もうね、ガックシw でも、自分も登れていないから責められないです。
どうしようかね?ってタバコを吸いながら三人で現実逃避。ではなく作戦会議。
他の人に応援を頼むにしても、出来ることはやりつくしてからじゃないといけないので、僕はもう一度登る事にしました。
三人分のカムをかき集めたら本数が足りてしまい。敗退理由が無くなりましたw
あの高みにある俺のカムを回収するまでは指を残置してでも登ってやる! 万が一にも敗退する時は高給取りのkobaCさんのカムで敗退だ!とは少ししか思っていませんでした。
薄被りのクラックに左手を入れて力を込める。効く!ガチ効きじゃないか! スタンスは少なめだがステミングを使えば地球は全て俺のスタンスだ!
次に右手を入れる。ハンドでは余るのでフィストを試してみる・・・
うおっ! まじか!・・・
つづく・・・ 可能性は低いですw 長文疲れた。


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