今シーズン2度目のアイスクライミング。
今回は三つ峠の四十八滝沢に行って来た。
なんでも、ガイド本によるとスタートから山頂までなんと2時間程度のルートのようだか全く2時間では山頂に到着なんか出来ないルートであった。
メンバーはPONDさん、タクさん、tuka(自分)の3名。
タクさんと目黒にAM6時に集合し中央高速の相模湖バス停でPONDさんをピックアップ。
林道入り口の駐車場に8時15分到着。
駐車場には同じルートを行くと思われる2人組が既に準備をしており、更に後から女子3人パーティーがやって来た。
自分たちの準備が出遅れ、後から来た女子3人パーティーにも先を越され8時45分出発。
それにしても雪が多い。
東京でも雪が降ったのだからこっちの山で降ってもおかしくないのだが、雪質はサラサラで完全にパウダースノー。
相当冷え込んでいたのだろう。
氷瀑が雪に埋もれてなければいいのだが…。
林道20分、そこから更に登山道を45分程登りようやく初滝に10時00分到着。
先行の2人パーティーは既に滝に取り付いている。
女子3人パーティーはハーネスやらロープやら準備をしており、ヘルメットに雲稜山岳会の文字が書かれていた。
思わず
「お、雲稜。」
っと言うと笑顔で
「はい。笑」
っと応えてくれた。
肝心の滝はと言うと大分雪が付いているものの埋もれているという訳ではない。
雲稜女子パーティーが登った後、PONDさんリードで、自分、タクさんの順番で登った。
夏の四十八滝沢のブログなんかを見ると滝が連続しているようだが
小さい滝はほとんど雪に埋もれてしまい、クライミング出来ないか
出来てもロープを必要としない程度のサイズ。
次にロープを出して登ったのは大滝。
ここは毎年そうらしいのだが、水量が多いせいか氷結がイマイチ。
とにかく上を目指してPONDさんリードで、自分、タクさんの順で登る。
PM12時半、ここで小休止を取りつつ行動食をほおばった。
PM12時45分、七福の滝に取り付きやはりPONDさんリードで、自分、タクさんの順で登った。
この先に白竜の滝が出て来たのだが、雪に埋もれてしまい、残念ながらロープを出すこともなくクリアした。
しばらく沢の沿いに登るとトレースが登山道側へトラバースして行った。
右手を見上げると三つ峠のシンボルになっている電波塔かが立っていた。
PM3時15分、登山道と合流し大休止。
ロープやハーネス類をしまい、行動してをほおばりながら下山の支度を済ませた。
PM4時半、下山開始。
先行パーティーの付けたトレースを頼りに下山をすると不自然ながら沢へ降りていく。
おかしいと思いながらトレースを追いかけると七福の滝上部に出てしまった。
下を見下ろすと先行パーティーが懸垂で降りている。
「うわ、懸垂で降りてるよ。」
「えー?マジかよー!?」
「日が沈んじゃうかもしれないな…。」
仕方なく、しまったロープやハーネスを再び出して懸垂で降りる事に。
懸垂で降りると一人一人を待てねばならず、無駄に時間ばかりが経ってしまう。
大滝では先行パーティーがトラバースしたようで懸垂せずに降りる事が出来た。
三段の滝手前で再び登山道と合流しロープ、ハーネス、アイゼンをしまい下山。
結局、車に到着したのはPM18時、既に日は落ちベッドランプをつけて下山してきた。
岩トレで使うアプローチとうってかわり、全くもって三つ峠舐められじ!であった。
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