■日時 2021年01月11日(日)
■場所 西上州 荒船山 相沢奥壁 エイプリルフール
■目的 アイスクライミング
■メンバー タナミー(記)、会員外
■天候 晴れ
■記録
エイプリルフールは全長100mの3段の滝で、3ピッチのマルチができる滝になる。1段目をトップロープでアイスを楽しむのもよし、上まで抜けてマルチピッチを楽しむもよし、の”一粒で2度美味しい”滝だ。

エイプリルフール1段目の滝
1段目の滝でトップロープを楽しむ人たちに無理を聞いてもらい、私たちが1P目を登る暇をいただき、上まで登ってきた。
●1P目
1段目の滝とその上の3m程度の小さな滝を登り、ロープスケールで30m弱になる。1段目を最易ラインを辿ると、IVくらい(左側から取り付き、右上するライン)になるが、最難ラインはしっかりVくらいになる。ピッチの終了点は立木で取ることができる。また、3m程度の小さな滝を登らなくピッチを切ることもできる。
●2P目
ナメ滝から始まり、80度くらいの傾斜が3m、そのナメ滝で終わる20m程度の2段目の滝が2P目になる。次の3段目の滝のふもとでスクリュー支点でピッチを切る。
●3P目
85度、4m程度の滝から始まり、幅が狭く滴りが多いルンゼを登り、40m弱を登ると立木に残置ロープが見つかる。最初の85度はIV+かと思われ、その後の幅狭いルンゼはIVはないが、分厚いカーテン状のアイスではないので、スクリューを打つ場所を見極めないと、スクリューの刃先を痛める可能性は十分にある。
スピード早く登れば、3時間程度で取り付きまで戻ることができ、その後に隣接する大氷柱を登ることも可能だと思う。
が、今回はできなかったので、まだまだ精進しなければ、、、。