■日時 2月10日(土)〜2月12日(月)
■場所 西上州 荒船山 相沢流域
■目的 アイスクライミング
■メンバ タナミー、ぐんそー(2/10)、some2(2/11,12)
■天候 晴れ
■エリア
2/10 相沢奥壁エイプリルフール
2/11 相沢奥壁大氷柱
2/12 相沢 仔犬殺しの滝
■コメント
荒船山にあるアイスエリアに通ってみました。毎日、荒船の湯であったまり、下仁田駅界隈のお店でおいしいご飯を食べ、充実した生活でした。
今年の荒船山の氷は結氷が少ない、とのこと。確かに大氷柱やエイプリフールはもっと幅が、去年はありました。犬殺しの滝の氷柱は、記録で見た太さよりもだいぶほっそりしてました。白濁していない、透明な氷で、登っている人が打ち込むバイルの音が、思いの外に軽くて、崩壊するんぢゃないかと思うくらいでした。そのわかり、普段よりもグレードは上がっているのでは?
去年は見るだけになったエイプリフールの滝。今年は上までマルチピッチで抜けてきました。

エイプリルフール1段目
最弱のラインを狙うのがやはり無難ですね。帰りがけに1段目にトップロープを張って、細めの氷柱をやりましたが、クライムアップすら大変でした。つららが地面まで垂れて出来上がる氷柱ですから、下側ほど細く、凹凸が少ないわけです。それは、つまりのところ、スタンスがない、ということです。モノポイントを撃つ蹴り込みで垂壁のツルツル氷に立つのは、やはり難しかった。

相沢奥壁 大氷柱
アプローチにもたついて、先頭を他のパーティに譲りました。その間に、下側のスラブ帯でアバラコフでトップロープを張って練習を。というか、アバラコフをつくる練習だったですけれども。スクリューで支点作るより時間はかかるけれども、最後の下降で立木や残置がないならアバラコフになるので、いつ作業するか、の問題なのかなと思います。
大氷柱を登るのに、どれくらいのプロテクションを使うか、よく分からなかったので、14本を持って登りました。連打することもなく、節約することもなく、適切な取り方で登ったら、計10本でした。もちろん、弱点をついたラインどりですから。シャンデリアのラインなら、アックステンションばっかりでしょうね。

大氷柱を登るsome2くん
フォローのsome2くんを迎え入れて、懸垂で取り付きまで降りました。

仔犬殺しの滝
犬殺しの滝エリアに行くのは初めてで、どこにあるのか人様のGPSデータを元に地形図でアプローチにあたりをつけたのにも関わらず、間違えました。まだまだ地形図と地形の読み込みが、あまちゃんでした。
エリアに着いたら、犬殺しの滝はもう我が物顔にしている方たちがいたので、子犬殺しの滝で遊びました。どのくらい厚みのベルグラならクライミングできるか、実地で確かめられました。シャンデリアだと打ち込むというか、フッキングで登れるのですね。ただフッキングして加重してもシャンデリアが耐えられるか見極めるのが難しそうです。