20220106-0111 層雲峡アイスクライミング

■日程:2022/1/6(木)-1/11(火)

■メンバー:aya(緑、記録)、エビちゃん(ぶなの会、L)

■エリア・ルート:層雲峡

■内容:アイスクライミング

 

エビちゃんと、LINEで12月に今シーズンのアイスの話をしていたら、あっという間に層雲峡アイスの話がまとまった。なんと贅沢にも6日間!どうせ1-2日くらいは悪天でレストする日もあるはず、と思って2人とも夜やレスト日に仕事ができるようにアイス装備以外にノートパソコンも持って北海道入りした。が、甘かった。。。というかラッキーだったというべきか。。。

1/6(木)
●パラグーフォール
途中までは踏まれていたが、パラグーフォールまでは踏み跡なく、ラッセル。
エビちゃんリード、ayaトップロープでテンションかけつつトップアウト。

1/7(金)
●銀河の滝
朝は-20℃以下。。。2日目のこの日が一番冷え込んだ。銀河の滝の駐車場まで行ったがあまりの寒さにカイロが足りず、宿にとりに戻るほどだった。渡渉でウェーダー使用(エビちゃんが2足分持ってきてくれた)。
先行がおらず、一番手で登る。あとから地元の3人パーティが左側のラインを登ってきたが、平日だから空いていたのかも。自分たち含め、2パーティのみだった。

1Pと3P ayaリード
3P目はアイスと雪壁のミックス
2Pと4P エビちゃんリード
2P目は寝てる氷でシャーベット状

朝、アプローチ途中でayaのスマホ、零下20℃に耐えられずこの写真撮影した後に電池切れ。この日のこの後の写真はエビちゃん撮影。

 

懸垂するときに3人パーティに声をかけられ、東京の山岳会ということで興味を示されたので会の名前を伝えたら、「あの?!」と言われ、楽しい雑談。

 

●孤弦の滝
それぞれリード

これを登ったあと、奥のほうの滝を偵察。

名張っぽい。

 

1/8(土)
●錦糸ノ滝
エビちゃん1-2Pリード
aya3-4Pリード
後続(ガイドさんパーティ。後で判明したのだが、去年雄冬でお会いしたガイドさんだった!)が左側のラインを登ってきて自分たちより早めにピッチを切る(50mロープだったのかも。)別のガイドさんパーティは右側でトップロープ。
予定では2P終わったところで降りようと話していたが、どうやら3-4Pまで完登した模様。
最終ピッチ登り始める前と着いた後ガイドさんに話しかけられる。
山岳部?と聞かれ、いいえ山岳会ですと答える。後続も来てるから懸垂一緒のロープ使うのどうですかと聞かれ、承諾するが、我々がこのあとライマン(岩間)行く予定なのを聞いて、結局個別になった。

懸垂2回、1回目支点左側(3-4P目の終了点)、2回目支点右側
後続も来てるため落氷しないように懸垂するのがなかなか難しかった。

   

アプローチ

 

奥がayaで、手前の方はガイドさん。

我々が登った右側のほうで講習をしていた。

 

●岩間の滝(ライマンの滝)

左側と右側で他パーティがトップロープにして登っていたため、
エビちゃん空いてる真ん中のラインをリード、ayaフォローで登る。
フォローでも最後の垂壁が難しくてテンションかけつつ登った。

 

1/9(日)
留辺蘂 幻の滝(ニジマス、イワナ、ヤマメ(そのうち左の2本))
アプローチ1.5時間 ノートレースでワカンで脛あたりのラッセル
エビちゃんの読み通り、行き着く
真ん中の滝をエビちゃんリードで登り、トップロープにしてもらう
aya2本登る(難しくて1/3から半分くらいで断念)
エビちゃん真ん中の滝トップアウト後、上を歩いて左のニジマスにもトップロープかける。こちらはさらに難しくaya1本登るがこちらも1/3まで。疲れが出てきてしまった。
この日は朝から雪が降り、昼くらいからさらに雪が降った。

          

1/10(月)
雲井の滝

渡渉あったものの、ウェーダー使わずに渡れた。
ガイドさんとお客さんが先行で入っていた。
F1 エビちゃん 上部立っていたのと連日の疲れも出てきていてayaはテンションかけつつフォロー。
F2 aya
F3 エビちゃん(シュークリームのようなキノコのような氷)
登って懸垂で降りつつエビちゃんがF1のところにトップロープをセットしてくれて日没前まで貸し切りで遊んだ。

       

1/11(火)
バニシングムーンを目指す。車で最初通り過ぎてしまい、少し戻って残月峰の標識と今はおそらく住まわれてない低層団地の建物の横からルンゼを詰める。誰も登ってない!少し難しく氷質もカチンコチンだったため、エビちゃんもテンションかけながらリード。ayaはトップロープで登ったが、疲れも出てきていてもう少し頑張ろう、ということがもはやできず、途中まで登ってギブアップ。エビちゃんがそのあとトップロープで登ったが、風雪がときおり強めになって稜線上に雪が舞い上がってるのが見えたので、早めに撤収。飛行機が飛ぶかどうかの心配もあったが、自分たちが利用する航空会社に欠航はなく、この日のうちに帰宅できた。

       

甘かった。。。というかラッキーだったというべきか。。。1/9は朝から雪、1/11は午後から雪だったが、6日間連日アイスクライミングに支障のある悪天はなく、見事レスト日なしの6日間全日アイス三昧。昨年も雄冬海岸4日間とも天気に恵まれたので、2年連続となると、北海道とは相性がいいほうなのかもしれない。自分のレベルには難しい氷もあったけれども、エビちゃんのおかげで楽しくあちこち登れた6日間だった。


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