■日時 3/26
■場所 足拍子岳南尾根
■メンバー Yone (記)
■タイムテーブル
3:30 土樽駅
6:30 1142mピーク
9:30 足拍子岳
16:30 土樽駅
昨年12月以来なかなか山に行く機会がなく、いつのまにか3月も下旬。スキーも少々一段落してきたので、天気が良い機会をうかがい、足慣らしで足拍子岳南尾根を目指す。
3:30に土樽駅を出発する。橋のたもとからうっすらとした尾根に入る。斜度はすぐにあがり藪交じりの急登。立ち木を利用しながら登る。1142mピークは右側の尾根が合流する。急激に雪が深くなり進まなくなる。スノーシューに履き替える。
1142mピークは台地上になっており幕営場所としては最高である。ここから緩やかな雪稜を登っていく。すぐに片側の切れ落ちたリッジに入る。雪庇が発達しているので斜面を進もうとするが、吹き溜まりになっているのですぐにリッジに戻る。
リッジを抜けるとおよそ35度程度の雪面である。雪はしっかり締まっているので、雪崩の心配はなさそうである。うっすらとしたリッジをたどりながら、上部の尾根に合流する。
この尾根は岩稜も交えていて一つ一つが悪い。丁寧に進む。ピークにたどり着いたと思ったら、これは偽ピーク、足拍子岳の頂上はやせた尾根を越えた先であった。尾根を越え、急な雪面を登る。ここはシャクナゲにつかまりながらである。
頂上に着いたのは9時半であった。予定ではここから荒沢岳に縦走するつもりであった。しかし天気が良いのでせっかくだから雪訓をして帰ることにした。
来た道を折り返し、尾根下の吹き溜まりで雪洞&イグルーを作る。一人分のスペースであるが、テントよりも快適である。
その後1142m台地で各種懸垂下降。
竹ペグ 静的荷重◎、足ツッパリ◎、動的荷重◎
土嚢 静的荷重◎、足ツッパリ◎、動的荷重◎
木の枝 静的荷重◎、足ツッパリ◎、動的荷重〇
小枝10本くらい 静的荷重◎、足ツッパリ△、動的荷重×
スノーボラード 静的荷重◎、足ツッパリ◎、動的荷重△ スノーボラードはロープが上に抜けないように細心の注意が必要である。
下山途中に足をくじいていしまい、土樽駅に戻ったのは16時を回ってしまった。