湯川で一年ぶりにクラッククライミングしたら、また来年に持ち越してしまった。

■日時 11月10日
■場所 湯川
■目的 クラッククライミング
■メンバー Aya, Some, ヨネ

突然連絡があり、湯川に行きたいとのこと。ちょうど9日に試験が終わるのでほぼ一年ぶりとなる湯川へLet’s Go!ちなみに一年ぶりとなるのは湯川のみならずクラッククライミングである。最近肩が痛いんだよねー、フィンガージャムも使っていないし登れるのだろうか。

とりあえず肩慣らしということで週中に日吉ビックロックで調整する。ハンドジャムとチムニーはまあまあ、一年ぶりの割にはそこそこ耐えられる。どれどれこの調子でフィンガーもと考え、指を入れてみると、、、、入らない!!!最近中指と人差し指は第二関節が太くなった気がしていたのだが、証明されてしまったようだ。とりあえず入る指、人差し指と親指でサムロックを使って耐えてみる。確かに耐えられる、しかし両方の手でサムロックぎちぎちに固めてようやく壁に張り付いていられる程度である。登っていることなどまず無理!!!

聞いたところではこれはクラックをやる人がなりやすいらしい。調べてみると変形関節症というのがそれにあたるっぽい。骨棘というのができて関節が変形する。直す方法はない、予防としてはとにかく冷やすとのことだ。そうはいってもう変形しているものはどうしようもない。

さて調整は結局いまいちであった、まず肩が回らない。ロックはできるのであるが、逆手にすると上に手を回せないのだある。さらに前述したように指も入らない。はあ、、、さぼるものではない。

湯川の岩場についたのは朝7時くらい。さすがに11月になると冷え込んでいるので岩も冷たい。まずは肩慣らしでデゲンナー。いつも思うのだがこのデゲンナーは湯川の中では確かに一番グレードが低いといえるが中盤部はシンハンドになるしクラックの向きも変わる。朝一にやるには少々骨が折れる。そうはいっても、今回は緑でいま一番登れるSomeがいるのお気楽だ。

ちなみにSomeは岩場に来た時にサイコキネシスを触ってみて、「今回は行けるかも!」みたいなことを言っていた。あーあフラグを立ててしまった、皆さんそうおっしゃいます。。。

次に登ったのは北京の秋。

これは毎回手を付けている課題。毎回登るルートがあるとおおよその程度がわかる・・・まったくダメでした。途中休憩を入れながらかれこれ20分くらいはかかったか。ここまで登れなくなっているとは。今日は調整に決定!SomeはあっさりRPで登っていた。いいよ、いいよ。その調子で頑張れ!

さて昼近くになり、岩場もずいぶん賑やかであるが、ここでAyaさんの本日のお題であるコークスクリューに手を付ける。あまりクラックは登ったことはないようであるが、筋がよい。

毎回足が痛くてどうにもならないということであったが途中で靴を調整したところレベルアップ!コークスクリューも無事にトップアウト、次回はRPだ!

さてサイコキネシスをいきなりリードはつらいのでコークスクリュー側からロープを張ろうとしたところ、前のパーティが一緒にどうぞと、ありがとうございます!

Someは意気揚々、今日の調子ならいけるのではないかという自信にあふれて登り始めた。まず発射はうまくいき前半のフィンガーに手は入る。しかし!ここから手が出ない。登ろうとするのであるが、手が外れてしまう。フィンガーは全く決まらない。

そうなんだよねーこの中間部は本当にクラッククライマー泣かせ。かの吉田先生も「ここは悪いから、耐えずにすぐに上に行ってしまう」とおっしゃっていた。それでも耐えきりトップアウト、さすがにクライミンググレード、成長度ともに緑トップ。来年にはRPだろう。

Yoneはとりあえずトップアウトはできた。なんといっても一年前は相当練習したから体が覚えいている。しかし、なかなかリードには結びつかないんだよねー。

Ayaさんも手を付けている。このサイコキネシスは初手から次のよいフィンガーまでがつらいのであるが、なんと最後にはきれいに発射できていた。さすがである。

その後もコークスクリューとサイコキネシスをひたすら登りヘッデン下山。毎年シーズン終わりに来て、今年こそはクラック本気を出す!といいつつまた来年に持ち越し。来年は早めに湯川に来ようと心に誓って帰途についた。


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