湯川 氷柱群

斎藤、東出(記録)

今週は、暇な連中は皆、八ヶ岳の南稜(!)に行ってしまったので、ヨセミテ帰り(!)の斎藤さんを誘って久々に湯川にトレーニングに行くことにした。例によって家のそばで拾ってもらい、中央道にのる。湯川に着いたのが1:30頃。林道は除雪されていたのでスムーズに奥まで入れたが、除雪で道路脇に押しやられた雪が岩のようにコチンコチンに凍結している。今年は乱菊の氷柱が登れるかと期待に胸が膨らむ。

とりあえず翌朝は白髪エリアで斎藤さんのトレーニング。陽が当たらないこともあって例年通りに結氷している。ただし左岸はつららが若干細い。とりあえず右岸で何本か登る。高さこそないものの、比較的立っている湯川は、やはり初心者の斎藤さんにはキビシイ。昼過ぎまで登って斎藤さんの腕がホキたところで左岸を1本リードさせてもらう。つららを割りつつハング下を回り込んで立ち木で終了。久々のバーティカルアイス。氷の楽しさを感じてしまった。2年前はつららがもっと太かったのでハングを直上できたんだったが。下部のナメ状で斎藤さんがトレーニングして早めに終了。当日は下の温泉「灯明の湯」にのんびりつかる。

翌日は雪。とりあえず乱菊エリアに行くが、対岸から観察したところ、登れるのはわずかに2本。2年前もつららの成長はいま一つだったが、それでも林道下一面に氷壁にはなっていた。今年は氷が張ってない。陽があたる斜面はさっぱりのようだ。反対側の修行の滝も円筒状になってない。樋状程度。ただし右から登れる状態ではある。という状況のため、斎藤さんが登るところがないので、エリア真中に成長している氷柱を1本だけ登らせてもらうことにした。ただし、つららが下まで届いてないので家族持ちにはリードは恐怖である。さっさとあきらめて林道から確保してもらう。右手の段差を一段登って、つららがある程度太くなったあたりから氷柱に取り付き直上する。陽が当たっている時にこれをリードするのは恐怖だなあ。日曜はこれで終了。アプローチの良さといい、適当に立った氷といい、至近の温泉といい、湯川は最高のゲレンデなことよ。


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