西上州 神津牧場

 

神津牧場

■日時 2月7日(土)

■場所  西上州 神津牧場

■目的  アイスクライミング

バレンタインデーに頂いたチョコを食べるのに忙しくてUPが遅くなりました。
チョコのおかげ様をもちまして、国技館での5月場所に向け順調に増量しております。どすこい!

6日(金)夜、池袋に集合し関越道経由で上信越道を利用し「道の駅しもにた」にて幕営。
いつものように寝酒を飲みましたが、用法用量をミスってしまい、夜はトイレが近くなり困りました。
朝はゆっくりのお目覚めの7時起床。

道の駅を出発し、神津牧場へ向かいます。
途中からはスタッドレスの四駆じゃないとなかなか厳しい急登でした。
駐車後に準備を整え、ゲレンデに向かう途中で中途半端に凍った急な斜面を下ります。フィックスロープが誠にありがたい。
沢へ降りた後に少し登り返しますが、それを含めても駐車場から15分程度でゲレンデに到着出来るのは幸せです。
「神津牧場」とは言っても家畜が放たれている牧歌的な場所ではなく、普通に山の中でした。
昼は牛を狩って丸焼きにして食べようと思っていたのに残念です・・・。
ゲレンデへの到着は一番乗りだったので、登る場所は選び放題でした。

自分がビレイをし、Yoneさんリードでトップロープを張りに登ります。
上部に支点を作り、ロワーダウンの際にアクシデント発生。
Yoneさんが取り付きに着地する30cm手前でロープの長さが足りなくなり、自分のATCからロープがすっぽ抜けてしまいました。
自分でも一瞬何が起こったか良く分からなかったのですが、手で握っているはずのロープが無くなり、末端が宙を舞って行きました。
怪我が無くて幸いでしたが、Yoneさんには本当に申し訳ないことをしてしまいました。
硬く凍った地面に何度も頭を打ち付けて土下座をする僕に対して、Yoneさんは怒るでもなく冷静に原因と対策を指導してくれました。僕が落とされたら土下座の模様を撮影してツイッターに上げちゃうレベルの失態なのに、Yoneさんの懐の深さには感服です。一度くらいなら抱かれてもいいかなと思っちゃいそうでした。そんな先輩に僕もいつかはなりたい。
※ロープすっぽ抜けの原因と対策
原因:ロープが足りる「だろう」という思い込み。その思い込みによる末端処理の省略。着地寸前の油断。
対策:ロープの残量を常に把握しておく。末端処理の徹底。ビレイ解除まで油断しない。
感想:今回は面倒に思ったことが原因ではありませんでしたが、思い込みも事故原因になるのだと認識しました。あと、ATCからロープが抜けても手が届きそうじゃね?って今まで思っていましたが、ボクシングの世界チャンピオンでもそれはたぶん無理です。

朝一のアクシデントで超ブルーになってしまいましたが、それを引きずって練習開始です。
NEWスクリューでリードの練習をする人、アックスを落としたと想定してシングルアックスで練習する人、アイゼンを落としたと想定して登山靴で登る人、服が飛ばされたと想定して全裸で登る人・・・は居なかったです、すいません。まあ、それぞれがやりたい練習をしました。
自分は普通に何本か登った後に、シングルアックスや融けかけのルートを登りました。薄被りの氷柱は敗退・・・。
今回は横爪とキョン足を使ってみたいと思い、格好だけ真似てみたのですが、どうにも爪が刺さらない。
足の置き方が間違っていたようです。フラットソールにして爪先と膝を外側に向けたら安定するようになってきました。
アイゼンの置き方はドスンドスンではなく、トングサッって感じで。(分かりやすく音で表現してみましたw)

S山さんはマムートのNEWハードシェルに身を包んでの復活戦でしたが、上々の仕上がりのようでした。
ただ、ハーネスを外すタイミングが他の人より2時間ほど早かったようにお見受けしました。気のせい気のせい(*^_^*)
撤収は午後4時。今回も有意義な練習となりました。
仕事の勉強もしなきゃいけないけど、今シーズンはあと5回くらい行きたいなー。バイルを研いでみたいし、研いだバイルの変化についても知りたいです。練馬に氷瀑ないかなー。

※アクシデントの項については恥を忍んで書きました。超恥ずかしい・・・
備考:ハーネスは沢・雪稜用ではなく、フリー用推奨。 靴とアイゼンは買い替えのハードルが高いので、減量でカバー?(外人で190cm 100kgとかの人はどうしているのだろう?補強?)


投稿する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)