2004.6.13 丹沢・大倉スポーツセンター 確保トレ
ベルニナ山岳会主催
曽山、多久和、浜野(記録)、岡田、西尾





度々お世話になっているベルニナ山岳会主催の確保訓練に参加した。
前回参加した時はベルニナ、横須賀、緑の3団体だけだったが、今回からはさらに横浜、蝸牛
と参加団体が増えて大人数。内容の方も確保、脱出、救助、クライミングと充実していた
他団体との交流も少しずつ深まり、有意義な時間を過ごす事ができた。


2004.11.23 つづら岩
2004.11.28 湯河原幕岩

シンドバッド(5.10b)

ピノキオ (5.10a)

ピーターパンロック
(左・ピノキオ  右・シンドバッド)

期待の新人 原君

谷川岳ケルン30周年記念山行 マチガ沢本谷

2004年9月11日
L:曽山、多久和、江原、浜野



前夜、多久和さんに拾ってもらい水上インターへ。谷川岳Pで曽山さん、江原さんと合流し、
少々酒を飲み就寝。

翌朝、マチガ沢出会に車を置き、7:30頃厳剛新道を登り出す。天気はまずますだ。展望台か
ら踏み跡に沿って沢に降り、マチガ沢本谷の遡行開始。自分は幾度となくびびってモジモジし、
お助けヒモの力を借りて登る。スラブやナメが多く楽しい。途中一カ所、滑りやすい滝があった
のでロープを使用。ここにはハーケン、ボルト、スリングなどのお助けグッズが盛りだくさん。

やがてガスが濃くなり、どれが何の滝だかよく分からないまま遡行していく。その後、比較的大
きめの滝(ハーケン数個あり)を巻いてしばらく登ると奥壁の様な所に突き当たってしまった。
ルートを間違えた可能性大。東南稜に沿って行くみたいなので、適当な所で右にトラバースして
草付のリッジ上、ちょっとしたテラスに出る。そのまま草付を登って行くと岩場があり、これをト
ラバース気味に登って右側の沢筋をつめる。途中、オコジョが現れて楽しませてくれたが、自
分はモジモジ君の真っ最中だったのでチラ見しかできなかった。好奇心が強いらしく何度も出
たり隠れたりしていて、その様はなんとも癒し系である。稜線まであと少しという所でトザイコー
ルが聞こえ、返すと「早く登ってこいよ」との事。

佐藤仁さんの声だ。急いで駆け上がりオキの耳に行ってみると仁さんの姿は無い。皆の所に
いるものだと思い、小屋経由でケルンの所に行くと、今回の記念山行参加者が集まって談話し
ていた。ここにも仁さんの姿は無い。リンゴとお茶をいただき、一息ついて皆で仁さんを探し回
る。しかしどこにもいない!トマの耳にも小屋にもいない。頂上から転落したら大騒ぎになって
気づくだろうし・・・。いったいどこに消えたんだと皆心配していたら突然出現。集合は1時だし、
酒を飲んで気分良く藪の中で寝ていたのだそうだ。なんとも愉快な先輩である。

その後、皆で写真を撮り各々下山。仁さん、曽山さん、多久和さんは山の家で会長と合流、江
原さんと自分は帰京した。マチガ沢をのんびり登り(ちょっとのんびり過ぎたが・・)最後にオチ
が待っていた、なんとも記憶に残る楽しい山行であった。



東京緑山岳会