◇「山のことは余り知らないけど、いろいろやってみたい」という方
さまざまなフィールドで山を存分に楽しんでみたいという方を歓迎します。逆に「フリ ークライミ
ング一筋」とか「山スキーひと筋」という方にはお勧めできません。現役会員の中にも入会時に 山の経験ゼロという人がいます。初めての岩トレにリュックサックでなく、ショルダーバックに荷 物を詰めて来た「素人さん」もいました。とりあえず手ぶらで来て下さい。道具を少しずつ揃えて は、あれこれチャレンジしてみたらよいと思います。
◇「困難な山はちょっと…」という方
緑では決して山行を強制しません。技量にあったところを登ればよいと考えています。重要な
ことは「とにかく山に通うこと」。繰り返し行き、少しずつステップアップすることで困難を容易に する…そのような山行をしてもらいたいものです。
◇「岩登りは危険なのでちょっと…」という方
60年にわたる活動、累計九百余名の会員を数えるなかで、山での遭難死はわずか4名と極
めて少ないのは、緑が安全をモットーとして行動してきた賜物です。近年は先鋭的なクライミン グこそしてませんが、登攀中心の活動をしてきた山岳会としては非常に少ない数と言えます。 ヤバイと思ったら、無理せずさっさと敗退する…ことが緑では多いです。「所詮、山は道楽だ」と は寺田会長の口癖。つまり、こんなもの(道楽)で命を落とすのは馬鹿げたことだということ。
ちょっとした岩登りの技術があれば、活動できるフィールドがグンと広がります。瀞を泳ぎ、滝
を攀じり、源頭部に飛び出たらスズ竹の草原に高山植物が咲き乱れてた…そんな多彩な山行 もちょっとした岩登りの技術があればすぐに参加できるものです。とりあえず緑の仲間と一緒に 登ってみませんか。
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